暗号資産(仮想通貨)は、Coincheck(コインチェック)などの「暗号資産交換業者」に登録し、日本円を入金すれば、すぐに取引が出来るようになります。
しかも、登録は無料で、最短10分で登録が出来るところもあります。
暗号資産(仮想通貨)の口座の開設、始めるのは簡単ですが、リスクがあります。
消費者庁のページに注意喚起が掲載されていますので、事前に必ず確認しておきましょう。
暗号資産(仮想通貨)とは

「暗号資産(仮想通貨)」とは、インターネット上でやりとりできる財産的価値であり、「資金決済に関する法律」において、次の性質をもつものと定義されています。
日本銀行(暗号資産(仮想通貨)とは何ですか?)
(1)不特定の者に対して、代金の支払い等に使用でき、かつ、法定通貨(日本円や米国ドル等)と相互に交換できる
(2)電子的に記録され、移転できる
(3)法定通貨または法定通貨建ての資産(プリペイドカード等)ではない
ビットコイン(BTC)は、世界初のブロックチェーンを基盤としたデジタル通貨のことで、ビットコインには、円やドルのように通貨を管理する中央銀行が存在しないことが特徴です。
アルトコイン(altcoin)のイーサリアム(ETH)は、スマートコントラクトという技術を採用しているのが大きな特徴です。
アルトコイン(altcoin)には、イーサリアム(ETH)の他に、10,000種類以上のアルトコインが存在しているといわれています。
下記は一例です。
- リップル(XRP)
- トロン(TRX)
- ジパングコイン(ZPG)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ステラルーメン(XLM)
- イーサクラシック(ETC)
- オーエムジー(OMG)
- エンジンコイン(ENJ)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- モナコイン(MONA)
- カルダノ/エイダコイン(ADA)
- ポルカドット(DOT)
- アイオーエスティー(IOST)
- テゾス(XTZ)
- ネム(XEM)
- クアンタム(QTUM)シンボル(XYM)
暗号資産(仮想通貨)のメリット

①少額から取引できる
高額での取引しか出来ない場合であれば、投資初心者の方、予算があまりない人は、暗号資産(仮想通貨)を始めるのは難しいです。
少額から取引ができることで、誰でも暗号資産(仮想通貨)を始めることができます。
②海外への送金・決済が手軽で安価
暗号資産(仮想通貨)は、インターネット上で暗号化された電子通貨のため、海外への送金・決済が手軽で安価です。
暗号資産(仮想通貨)でない場合は、時間がかかったり、手数料が高くなることがありますが、暗号資産(仮想通貨)であればその心配はありません。
③24時間365日取引可能
24時間365日取引が可能なため、自分のライフサイクルに合わせて取引をすることが出来ます。
暗号資産(仮想通貨)の注意点

暗号資産(仮想通貨)の注意点として、「消費者庁」のページに注意喚起が掲載されています。
消費者庁、金融庁、警察庁からの注意喚起として、大きく6つあります。
- 暗号資産は、日本円やドルなどのように国がその価値を保証している「法定通貨」ではないということ。
- 暗号資産は、価格が変動することがあるということ。
- 暗号資産交換業者は、金融庁・財務局への登録が必要だということ。
- 取引内容やリスク(価格変動リスク、サイバーセキュリティリスク等)について十分に理解すること。
- ID/PWの設定、管理は十分に注意すること。
- 出会い系サイト・マッチングアプリ等をきっかけとした暗号資産の詐欺や悪質商法に注意すること。
詳細は、消費者庁のHPに記載がされていますので、暗号資産(仮想通貨)を始める場合は、事前に確認しておきましょう。
暗号資産(仮想通貨)の始め方

①アカウント登録
暗号資産を取り扱っている暗号資産交換業者にアカウント登録を行います。
登録自体は無料でできます。
アカウント登録が出来る条件としては、暗号資産交換業者によって異なりますが、日本国内に住んでいる方で本人確認が出来る方は基本的には口座開設ができます。
ただし、20未満、75歳以上、日本国外に居住している人などは、開設が出来ない場合がありますので、各暗号資産交換業者の登録条件を確認しましょう。
②必要書類を提出
基本情報の登録と本人確認書類の提出が必須になります。
必要書類は郵送で送る必要はなく、スマホで簡単に提出することができます。
運転免許証などの本人確認書類、顔写真など、スマホで撮影を行い、専用のアプリ経由で提出が簡単にできます。
本人確認書類は、運転免許証、個人番号カード、パスポートなど、各暗号資産交換業者で対応可能な書類を確認しましょう。
③取引開始(日本円の入金・通貨の購入)
アカウント登録を行い、必要書類を提出した後は、取引が開始できるようになります。
まずは銀行口座などから日本円の入金を行い、販売所から購入したい通貨を購入することができます。
取引方法は、専用のアプリ、もしくはPC(ブラウザ)から取引できますので、状況に応じて使い分けができます。
暗号資産交換業者の選び方

①取り扱いができる暗号資産(仮想通貨)の種類
暗号資産交換業者によって取り扱いができる暗号資産(仮想通貨)の種類は異なります。
取引したい暗号資産(仮想通貨)が取り扱いをしているか事前に確認をしましょう。
②手数料
手数料は、主に、取引所手数料、入出金手数料、暗号資産/入金手数料、暗号資産/送金手数料、つみたて手数料などがあります。
暗号資産交換業者によって、かかる手数料は異なり、細かく設定されています。
利用する前にどれくらいの手数料がかかるか公式HPの最新情報を見て事前に把握をしておきましょう。
③暗号資産交換業者の安全性
暗号資産交換業者は、金融庁・財務局への登録が必要です。
代表的な暗号資産交換業者であれば問題ないですが、登録がされているかどうか事前に確認をしましょう。
各暗号資産交換業者が選ばれる理由と登録の流れ

Coincheck(コインチェック)
会社名 | コインチェック株式会社 |
暗号資産交換業 | 関東財務局長 00014号 |
- ダウンロード数No.1(取り扱い通貨数国内最大級)
- 取引所の取引手数料無料
- 500円からビットコインが買える
Coincheck(コインチェック)の口座開設は、以下のステップで簡単に開設出来ます。
会員登録画面からメールアドレスで会員登録をし、SMS認証として電話番号を登録し認証コードを入力します。
スマホでダウンロードしたアプリを開き基本情報を入力し、本人確認書類をスマホで撮影したものを提出します。
本人確認書類を無事提出し、登録が完了すればすぐに取引が開始できます。
通貨の購入をするには、事前に日本円の入金が必要です。
Coincheck(コインチェック)の詳しい口座開設方法は下記の記事で紹介しています。
Coincheckつみたて

月イチつみたてプラン、毎日つみたてプランの2つのプランから選択ができ、積立金額は、月々1万円~100万円の範囲で、1,000円単位で積立ができます。
貸暗号資産サービス
コインチェック(Coincheck)の貸暗号資産サービスは、暗号資産を預けるだけで、最大年率5%で暗号資産が増えていきます。
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bitFlyer(ビットフライヤー)
会社名 | 株式会社 bitFlyer |
暗号資産交換業 | 関東財務局長 00003号 |
- 各種手数料が無料
- 業界最長 7 年以上ハッキング 0 を次世代セキュリティで実現
- 15種類の仮想通貨を1円から売買可能
bitFlyer(ビットフライヤー)の口座開設は、「最短10分で」以下のステップで簡単に開設出来ます。
登録フォームにて、メールアドレスを入力して確認メールを受け取ります。
スマホ上で本人確認の手続きをします。
日本円の入金を行った後に、すぐに売買が出来るようになります。
かんたん積立
積立頻度は毎日1回、毎週1回、毎月2回、毎月1回から選択することができ、1回あたりの積立金額を1円単位で最大100万円まで設定可能です。
DMMビットコイン
会社名 | 株式会社DMM Bitcoin |
暗号資産交換業 | 関東財務局長 00010号 |
- レバレッジ取引の取扱い暗号資産種類国内No.1
- 取引手数料無料
- サポートが充実
- DMMグループで培われた高い技術力で資産を厳重にガード
DMMビットコインの口座開設は、「最短1時間で」以下のステップで簡単に開設出来ます。
公式HPの口座開設ページよりメールアドレスの登録を行います。
パスワードを設定し、契約締結前交付書面等の内容を確認した後に、基本情報を入力します。
書類提出方法の選択画面にて、「スマホでスピード本人確認」を選択します。
本人確認書類、顔写真を撮影し提出します。
マイナンバー確認書類の提出をし、SMS認証を行います。
無事審査が完了すれば、口座開設が完了し、日本円を入金後に取引ができるようになります。
GMOコイン
会社名 | GMOコイン株式会社 |
暗号資産交換業 | 関東財務局長 00006号 |
- 手数料¥0
- 信頼と実績のGMOグループ
- 取扱銘柄数国内No.1
GMOコインの口座開設は、「最短10分で」以下のステップで簡単に開設出来ます。
公式HPの登録画面より、メールアドレスを登録して、パスワードを設定します。
基本情報を登録し、本人確認のための必要書類を提出します。
問題なければ口座開設コードが届きますので、コードを入力後、口座開設が完了です。
日本円を入金し、取引ができます。
つみたて暗号資産
積立頻度は、毎日か毎月から選択し、1回あたりの積立金額を500円~50,000円の範囲で設定可能です。
みんなのコイン
会社名 | トレイダーズ証券株式会社 |
暗号資産交換業 | 関東財務局長 00123号 |
- 取引手数料が無料
- レバレッジが2倍
- 流出しない暗号資産
- 充実のサポート
みんなのコインの口座開設は、「スマホと免許証で最短当日で」以下のステップで簡単に開設出来ます。
メールアドレスを登録します。
個人情報を入力します。
必要書類をスマホで撮影して提出すれば、最短当日で取引が開始できるようになります。
みんなのコインの口座開設方法の詳しい手順は下記の記事で紹介しています。
\ 無料で口座開設をする /
SEBC(サクラエクスチェンジビットコイン)

会社名 | 株式会社サクラエクスチェンジビットコイン |
暗号資産交換業 | 近畿財務局長 第00003号 |
SEBCでは、「積立ましーた」「取次サービス」「ビットコインの相談窓口」のサービスがあります。

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暗号資産(仮想通貨)を始める時のポイント

①余剰資金で少額から始める
暗号資産(仮想通貨)は、リスク(価格変動リスク、サイバーセキュリティリスク等)があります。
生活費や非常時に備えて残しておくべきお金はを使うのは絶対にやめましょう。
必ず余剰資金で少額から始めることが大切です。
②レバレッジ取引をする場合は注意が必要
例えば、DMMビットコインであれば、最大2倍の金額までの取引が可能になります。
レバレッジ取引のメリットとしては、大きな金額の取引ができること、下落時にも取引ができること等があります。
逆にデメリットとしては、損失が大きくなる可能性があるということです。
そのため、利用する場合は、デメリットをちゃんと理解した上で利用しましょう。
③税金がかかる
暗号資産(仮想通貨)は保有しているだけでは税金がかかりませんが、次の4つのタイミングで課税されます。
- 暗号資産(仮想通貨)を売却したタイミング
- 暗号資産(仮想通貨)で買い物をしたタイミング
- 暗号資産(仮想通貨)で他の暗号資産(仮想通貨)を購入したタイミング
- 暗号資産(仮想通貨)をマイニングで入手したタイミング
暗号資産(仮想通貨)の取引で得た利益が含まれる所得区分「雑所得」では、所得が増えると税率も高くなる「累進課税」が適用され、利益が上がれば上がるほど納税額が増えていきます。
GMOコイン

利益が少ないうちは大丈夫ですが、利益が20万円を超える場合は確定申告が必要になる可能性があります。
まとめ:暗号資産とは?初心者向けに取引するまでの流れを解説!
暗号資産(仮想通貨)は、口座の登録は無料で簡単で、登録開始から最短10分で取引が開始できるところもあります。
ただし、リスクもありますので、消費者庁のページなどで自分で注意事項を確認してから始めることが大事です。
初心者の方は特に、最初から大きな金額を取引するのではなく、「余剰資金で少額からスタート」するのがおすすめです。
暗号資産(仮想通貨)は、積立も出来る暗号資産交換業者もありますので、自分に合った取引を見つけましょう。
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