コロナ禍以降、テレワークで仕事をする人が増えたことにより、体の不調を感じる人が多くなったそうです。
職場の環境は机、椅子、モニター、照明など、仕事がしやすい環境は整っているケースが多いですが、自宅でテレワークをする場合は、自分で環境を準備する必要があります。
環境が整ていない状態でテレワークを続けてしまうと体の不調が続き、体調が悪化する可能性があります。
パソコンを使う時の姿勢を見直すことでテレワークを快適にできるように心がける必要があります。
目次
パソコンを使う時の姿勢
パソコンを使う時の姿勢を見直すことでテレワークを快適にすることができます。
富士通のページで紹介されている例が一番わかりやすいので、まずは下記のイメージ図をチェックしてみましょう。
富士通
富士通のページで紹介されているパソコンを使う時の理想の姿勢のイメージ図です。
FUJITSU(パソコンを使う時の姿勢)PC Watch
PC Watchのページで紹介されているパソコンを使う時の理想の姿勢のイメージ図です。
PC Watch
PC Watch
PC Watchパソコンを使う時の姿勢のポイント

ディスプレイ
- ディスプレイと目の距離を40cm以上離す
- ディスプレイの上端が目の位置より下になるように高さを調節する
キーボード
リンク
- ノートパソコンを利用する際は出来るだけ外付けのキーボードを利用する
- キーボードが小さいと打ちづらいので、出来るだけ大きめの打ちやすいキーボードを選択する
- キーボードの手前に手首を休ませるパームレスト、アームレストを利用する
キーボードは大きいのを何種類か試しましたが、上記で紹介しているコンパクトのキーボードの方が疲れにくいです。
パームレスト、アームレストを購入して使ってみたのですが、慣れていないせいか無い方が個人的には疲れにくです。
机と椅子
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- 机は、60~72cmで調整できるもの、もしくは調整できない場合は、65~70cmの範囲の高さのものを選ぶ
- 椅子は、37~43cmで調整できるものを選ぶ
- 椅子に深く腰かける
- 骨盤上部をしっかり背もたれにつける
- 足裏全体を床につける(足台を利用する)
- ひざ下は床と直角にする
- 机の高さの目安は、作業する姿勢で上腕を垂直にし、肘を90度程度に曲げた時、キーボードに自然に手指が届く高さにする
座面の高さ、デスク高さの計算方法は、一般社団法人 日本オフィス家具協会で紹介されています。
- 座面の高さの目安は身長×1/4 (例:身長166cm→41.5cm)
- デスク高さの目安は=座面高+差尺(身長×1/6)(例:身長166cm→41.5+27.6=69.1cm)
まとめ:パソコンを使う時の姿勢を見直しテレワークを快適に
自宅でのテレワークは、家の環境、予算によって準備出来る範囲が異なります。
全てを完璧にすると費用もかかってきますので、予算の範囲内で、自分にあったテレワーク環境を作ることが大切です。
また、終日テレワークを実施している人は、小まめに席を立って、ストレッチをして定期的に体をほぐし、目を休める時間を作って、体調が悪くならないように、テレワークを快適に過ごせることができるようにしましょう。
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